と書かれているのを見かける。
ん?そうなのか。アメリカ系ユダヤ人のところにしかないんじゃないのか。
イスラエルにないもの。それはお惣菜。
イスラエルのスーパーでは、精肉コーナーにチーズや、冷たいにんじん炒めサラダや、キャベツのピクルスみたいなものは売っている。
でも、天ぷらとか、コロッケとか暖かいものはなし。
市場のピクルス屋で丸いボール状の揚げ物を発見し、購入したことがある。
ひとつめを口に入れる。わりとうまい。
ふたつめを口に入れる。
「うっ」
ひ~ぃ。かび~。
中身にかびがはえとる。
即行で吐き出し残りも全部捨てた。
イスラエルで惣菜が流行らない理由を、
「いつ作ったものかもわからないし、食品管理が雑で信用がおけないから」
と言っていたイスラエル人は正しかったとこのとき思った。
前置きが長くなりましたが、レハビアの高級八百屋にはちょろっと惣菜があるのです。
玉子焼きとかですけどね。でも高そうだからまだ手を出していません。
惣菜とはちょっと違いますが、私が買ったのはこれ↓
無精者の私はすぐ食べられるものって大好きなんですよ。
でも、これで20シェケル(500円)
20シェケルといえば、学食で肉+付け合せが2つが食べられる金額。
高くない?
たしかにあの皮が分厚いなつみかんもどきを剥くのはたいそうな手間がかかります。
そこで自分で試してみました。
ポメラ(大判スィーティー) 1.33kg 6.58シェケル(150円)
外側の皮をナイフをつかってそぎ落とします。
かなり体力がいります。
30分かかってやっとここまでの状態にこぎつけました。
そして実を房から取り出す作業に入ります。
ここからさらに20分経過。半分終了した時点で、体力がつきました。
この作業を通して実感しました。
人にむいてもらったポメラはおいしい。
お店で買ったポメラは、房から形がまったく崩れずきれいに取り出されていました。
さすが熟練工ですな。
500円を出す価値あり?