官邸前道路は通行止め。
警察官と兵士たち50人ぐらいが集まっていましたが、彼らの態度は路上でかたまっ
て話す学生と全く同じでした。
いくら準備中だとはいってももう少し緊張感があってもよさそうなのに。
さらに歩いていくと、フランス広場にも集まって楽しそうに談笑中でした。
もっと進むと今度は、騎馬隊が独立公園に馬をつないで
自分たちは芝生の上に横になりピクニック気分。
今日は警察と兵士の慰安日ですか。
後で聞いたら授業料値上に対する学生のデモでした。
過越祭が終ってから学生はずっとストをしているらしい。道理で大学の中が静か
だと思った。
そういえば、ヴァージニア工科大で銃乱射事件があったじゃないですか。
2件目の乱射で一番最初に撃たれた教授はイスラエル人らしいよ。息子はイスラエル在住
だって。


ある地点を通過すると急に背中におぶった赤子が重くなるあの現象と同じですよ。
妖怪でもおぶってないかありとあらゆるチェックをしてみたんですが、異常なし。
単にRamメモリーが足りないだけなんでしょうけど。ブログ更新中にいきなりブラウザーが落ちたりするんですよ。それで今日まで更新ができずに寂しい日々を送っていました。
おかげで、いかにみなさんに日頃のイライラを聞いてもらうことでストレスを発散させていたかに気づきました。みなさま、いつもどうもありがとう~。
では、雲さんに教えてもらったネタを筆頭にイスラエル版あるある大事典いってみます。
小指を立ててお茶を飲む(雲さんネタ)
毎日目を光らせているのですが、いまだにお目にかかっていません。明日、カフェを偵察してみます。
交通量の多い道路上で世間話

片道一車線の道路で出会ったバスが停止して運転手がおしゃべり(当然客は乗車中、後続車を待たせてですよ)
入り口をふさぐようにして立ち話
エレベーターを上りきったところで立ち話 あぶねーっつうの
話に夢中になっていると周りが全く見えなくなることを如実に表していますね。
割り込み-これイスラエルではダントツじゃないですか。順番待ちの人がいることを全く気にしてませんよ。
飛行機に乗ると50才のおっさんでも遠足の小学生のように大はしゃぎ
人の車を傷つけても平気で立ち去る
路線バスが突然ルートを変更 (エルサレムだとよくやるんですよね。不審物が発見されて道路が閉鎖されていると別のルートを走るしかない。)
今日はこれしか思いつかない。思い出したらまた書きます。

外見はイケテナイ小太り40男、ヨッシー(仮名)の話
ヨッシーは、出会い系サイトを通して一通のメールを受け取った。
送信者はルワンダの要人の娘。20歳くらい。
現在、セネガルの難民キャンプに収容されている。
猛烈なラブレターが届き、どんどんはまっていくヨッシー。
メール交換をしていると、その娘は 父の遺産570万ドルを受け取ることになっていると打ち明けてきた。
しかし、その遺産をヨッシーの銀行口座に入金させてほしいと頼んできた。
相手の女の子は弁護士や銀行からもメール攻めにして、真実に思わせた。
で、その男はいわれるまま 手続きをする。
そうしたら、570万ドル受け取るどころか 1500ドル送れ、さもないと法廷で訴えると言われたらしい。
私の友人はどうしようって相談されたそう。どうしようじゃないっつーの。
当然金を受け取れるわけもなし、それに1500ドルなんて払う必要なんてまったくないし、法廷で訴えられることなんてできないと思う。
ただ、ヨッシーがどの程度自分のデータを相手に送信していて、変な書類にサインなんかしてないということが前提だが。
こんなのに引っかかる男がイスラエルに存在することが驚きです。
詐欺メールには, いろいろバージョンがあるみたいで、ナイジェリアの王女が数%の手数料を払うので200万ドルを安全に送金するためにあなたの口座を経由させてほしいとか、タンザニア、ジンバブエ、ラゴス、台湾やユーゴスラビアバージョンまで。
私もこの手の詐欺メールを受け取ったことがある。
シークレットサービスが「オペレーション4-1-9」を設立して対策に乗り出している。
2002年にはナイジェリア人の詐欺師が捕まったけど、この手の詐欺はなくならず。
実際「ナイジェリアの手紙」詐欺は、かなり成功していて世界各国で大きな被害を出している。
被害は口座から預金を吸い取られるか、弁護士費用とか書類作成費用という名目で手数料を徴収したりとか。
ヨッシーも570万ドルって約7億円だぜ。そんな金を本気で受け取るつもりだったのか。結局、
人間の強欲がこういう被害を生むのね。


今日は心温まる話をひとつ。
火事があったんですよ。
消防士が到着したときには
キッチンに隣接した部屋から強い火が上がっていました.
勇敢な消防士は火の中に飛び込み、鎮火に成功
アパートの他の部屋を確認したところ、
犬が息絶え絶えの状態でトイレにいるところを発見、救出。

(クリックして拡大すると犬が識別できます。)
救出されてよかったですね。
この記事にプードルと書かれているけど
こいつはプードルなのか。
先日、私も大変勇敢な行為を行いました。
なんと自動販売機で切手を買ったのです。
イスラエルの自動販売機なんて信用できませんからね、
これまではジュースくらいしか買ったことないですよ。
それでも、幾度となく金は入れたが商品はでてこない。
なんでお前に寄付せないかんのや~。ドロボウ
と、心の中で叫んだところで金が返ってくるわけでもなく。
苦情の電話をしても、電話代のほうが高くつく。
被害金額が少なくて不幸中の幸いだったと自分をなぐさめること数知れず。
そんなトラウマを抱える私が自販機で切手を購入するという勇敢な行為で出たのです。
郵便局内に設置しているので、まあいざとなったら文句を言えるし。
結局、切手は無事に購入できました。
その後、窓口に行き
「切手を貼るのでスポンジ貸して。」
「ああ、あっちで聞いて。」
別の窓口で
「切手を貼るスポンジ貸して。」
「ないわよ、そんなもの。」
ぅおーのーれ「切手を売っておきながら、貼るためのものはないわけ。」
捨て台詞を後に立ち去る。
入り口で整理券を配っているお姉さんに同じ質問をすると
「普通に貼ればいいのよ。」
あなたの言う普通って何ですか。
まさか私に切手を舐めろと?
結局、郵便物を出すことはできず、持ち帰りました。

イスラエルでは大体の賃貸アパートは、契約が切れる前の退去の場合、次の入居者を決めることが慣習となっています。うちは違うけど。
Miche13 「よかったね。」
「つぎの人は新婚で新しい生活をそこで始めるらしいよ。で、引っ越す前にパーティをしようと思うんだ。」
すごくいいアパートらしいので、最後にお披露目をしたいらしい。
「パーティいいねえ。」
「Miche13も是非来て。で、みんなでコーヒーとか紅茶とかしようよ。」
茶飲み会ですかっ。
一気に行く気が失せたのは言うまでもありません。
それにアキバが住んでいるところは、めちゃくちゃ辺鄙な所。
以前、引越しを決意したアキバが自分の後に入る入居者を探しているとき
「すごくいいアパートなんだよ。新築で、50㎡あって広いし、税金も払わなくていいし、静かだし。」
「家賃高いんじゃない。」
「それが900シェケルなんだよ。」
今日のYahoo currency converterによると25,311円。安っ
「アパートはどこにあるの。」
「XXXX」
ピスガット・ゼエブの次のなんとかヤアコブのさらに先の町。
入植地か?
ピスガット・ゼエブは大学までは近いけど、一山向こうって感じでバスのない週末はとても寂しい感じな地域。
その先のなんとかヤアコブなんて、こんな遠くには住めないと正直思った。
それよりさらに遠い町では私は生きていけない。
まあ、私が住めって言われているわけじゃないですけどね。
「何番のバスで大学に来るの。」
「ヒッチハイク。」
「は?ヒッチハイク?」
ありえねー。
「公共の交通機関ってないの?」
「あるけど、ヒッチハイクの方がすぐ来るよ。」
「自分の女友達にはヒッチハイクでしか通えないようなところをお勧めできないよ。」
「全然平気だよ。女の子もヒッチハイクで通ってる人いっぱいいるよ。」
能天気な返事しか戻ってこない。
知らない人の車に乗るの怖くないのかな。
レイプだって多いし、車で拉致しようとするアラブ人とかもいるし。
こいつは月8000円もするバスの定期をちゃんと持ってて、ヒッチハイクスポットまでバスで行くんだよ。
よっぽどバスでは行きにくい場所なんだよ。
よって、茶飲み会は欠席決定です。

前方の道路をトラックが通過中。
ものすごい音がした。
トラックの後ろのドアが閉まってなくて、もう一方のドアにぶちあたったような、鉄同士がぶつかった音。
トラックが通り過ぎると、駐車車両から煙があがっていた。
よく見ると駐車車両の後輪はパンク、煙があがっていた個所はつぶれてました。
あのトラックがぶつけたんだ。
事態を把握してからも、あまりの驚きで呆然と立ち尽くす。
そこはレストランが密集している場所なので、私以外にも目撃者多数。
向かいのレストランの店主も呆然と立ち尽くし、
こちらのレストランのセキュリティも無言。
こういうときこそ大騒ぎするのがイスラエル人なんじゃないの。そんな私の期待を裏切りみんな押し黙ったまま。私はこの驚愕をだれかと分かち合いたいのに。なんでこういう時、イスラエル人は静かなんだ。
そこへ串焼き屋のガードマンがやってきて
「だれがやったんだ。」
通行人「あのトラック。」
「あのトラックか。」
別のガードマン 「あのトラックは30分もここにいたんだよ。」
この短い会話から推測すると、おそらくあの駐車車両のせいでトラックは道をふさがれた状態となり通行できなかった。
30分も待ったのに、運転手が戻ってこなかったのに業を煮やして、強行突破した。
と、こういうことじゃないかと思う。
だからみんなトラックのドライバーに同情して、静かに見守っていたのかもしれない。
質問したガードマンが持ち主なのかどうかはわからないが、こいつもまったく冷静沈着な態度で、下に向かって歩き始めた。
トラックにはワインメーカーの名前「ヤルデン」が大きく書かれていた。どう考えてもすぐ下にあるワイン屋に配達に来たに違いない。会社の看板を背負っているのだから、すぐに運転手もわかるのに。
この話をイスラエル人にしたら
「保険がカバーするからいいんだよ。」と一言。
弁償すれば人のものを壊してもいいってことですか。
ものに対する愛情とかまったくないですよね。
車を壊さなくても、市役所に電話してレッカー移動してもらえばよかったのに。

B「XX番。」
A「あなたもそれに乗るの?」
B「はい。」
A「じゃあ、私が降りるの手伝ってくれる?」松葉杖が進化したような歩行器をついていました。
B「ロ。(いいえ)」
えっ。
そんなにすっぱり断るの。
A「年寄りが降りるのを手伝ってもらえないなんて、なんて私はかわいそうなの。」
自称年寄りと同年代にしか見えないその女の人は
B「私のほうが先に降りるから。」
それを先に言えよ。なんでもっとやさしい言い方ができないのだろう。
私もそれを見習いました。
昨日バスの中で新聞を読んでいました。バスはものすごく揺れるので、活字を追えないし、バス酔いも引き起こすので外を眺めていました。すると隣に座っていた一見キッパを被ったユダヤ教徒っぽいにいちゃんが
「ヘブライ語勉強してるの?」
「いいえ。」と、冷たく答えると、英語に切り替えやがった。
「ヘブライ語のコースはもう終わったんで、今はしてない。」
「どこから来たの」
「遠くから」
「すごく興味があるんだ。なぜイスラエルとは接点のない日本人がたくさん来るのか。なぜイスラエルの文化に興味を持って日本から来るのか。」
「別に文化に興味があって来たわけじゃないし、自分の身近なものだけを研究対象にする理由はひとつもないけど。それに日本人はたくさん来てないよ。韓国人の方が多い。」
ベツァレル(ヘブライ大学芸術学部)の生徒だという彼には、母親がイスラエル人で父親が日本人という友達がいるらしく、
妙に日本に親近感を持っていて、バスの中で日本人に会って舞い上がっている様子。
その子の両親はもう離婚して別々の国に住んでいるのだけど、
うまく二人(父と子)を結び付けたいとか、いろいろと問題を聞かされました。
そんな知らない人の問題なんか興味ないっつーの。めちゃくちゃ話がつまらなかったよ。
みなさんはバスや乗り物の中で知らない人に話しかけられたら
どういう対応をしてますか。

アブ・マゼン率いるファタハの集会

次に暗殺されるのは誰か。似顔絵があまり似てない。だれ?
ファイル名に新聞の名前を入れてたのにアップロードしたら消えてしまった。
アル・なんとかジャランなんとかって、長い名前の13日か14日の新聞より。

「そんなことあるわけないわよ。」
すべてを説明すると、こうおっしゃいました。
イスラエルでは、役所でも大学でも内務省でもみんな人によって言うことが違うので、どれを信用していいのか迷います。
Miche 「法律が変わったからって言ってたよ。」
銀行 「そんなこと聞いてないわよ。
本当に現金を入金しようとしたの?」
M 「そうですけど。」
銀 「シェケルで?」
M 「そうですけど。」
銀 「ドルじゃなくて?」
いや、私そこまでぼけてませんがな。自分が入金しようとしたお金の通貨ぐらいわかってますってば。
M 「ドルではなく、たしかにシェケルです。」
銀 「おかしいわねえ。ちょっと待ってて。」
電話をホールドにしないまま、どこかに消えていきました。
いっときすると戻ってきて
「入金できないってことないから。他の支店で試してみなさい。」
と、言われたので、シオン広場支店に行ってみました。
全く普通に入金できました。
私のこの数日は何だったんだろう。
さて、去年から道路工事の激しいエルサレムですが、
あちこち掘っては、埋め、掘っては埋めを繰り返しています。

日本と違って騒音規制もないようなので、機械がとてつもなく大きな音を一晩中出しています。
いつも絵を描いてくれるたかこが
「イスラエルの工事現場の作業員ってヘルメットとか被ってないよね。」
絵を描く人は観察眼が優れている。私は全然気が付かなかった。
よ~く見てみると、ヘルメットはおろか、みんな私服で作業

制服なんか支給されないんだな。

ところが、昨日ヘルメットに制服に身を包んだ中国人に遭遇した。
彼らは何の仕事だったのだろうか。

子供のおさがりでも、2年前に買ったソニー製のデジカメですよ。
これでやっと写真が撮れます。
第一弾はイスラエル人のジェスチャーです。

「お金」
人差し指と中指を親指に擦り付けるしぐさです。

「会計お願いします。」
レストランでよく使います。

こうやってヒッチハイクをします。
イスラエルでも他国でもヒッチハイクはお勧めしませんので
このジェスチャーをくれぐれも実践で使わないことを祈ります。
レイプが多いですし、知らない人にハンドルを握らせているのって怖くないですか。
知り合いのイスラエル人は毎日ヒッチハイクで大学に来てますけど
中には変なことを考えている人もいますから。

「ちょっと待て」
話しかけられたけど話せないときに使います。
ただ二本指を立てているのではなく、後ろに親指をつけています。
私はいつも4本指バージョンを使っていたのだけど、2本指バージョンしかないといわれました。
みんながやっているのは4本に見えるのだけどなあ。

「悪い子ね。」と、子供や大人をしかるときに使います。
これぐらいしか思いつかなかったのだけど、あと何かあったら教えてください。
