トラックがこんなことを!
2007年 02月 26日
前方の道路をトラックが通過中。
ものすごい音がした。
トラックの後ろのドアが閉まってなくて、もう一方のドアにぶちあたったような、鉄同士がぶつかった音。
トラックが通り過ぎると、駐車車両から煙があがっていた。
よく見ると駐車車両の後輪はパンク、煙があがっていた個所はつぶれてました。
あのトラックがぶつけたんだ。
事態を把握してからも、あまりの驚きで呆然と立ち尽くす。
そこはレストランが密集している場所なので、私以外にも目撃者多数。
向かいのレストランの店主も呆然と立ち尽くし、
こちらのレストランのセキュリティも無言。
こういうときこそ大騒ぎするのがイスラエル人なんじゃないの。そんな私の期待を裏切りみんな押し黙ったまま。私はこの驚愕をだれかと分かち合いたいのに。なんでこういう時、イスラエル人は静かなんだ。
そこへ串焼き屋のガードマンがやってきて
「だれがやったんだ。」
通行人「あのトラック。」
「あのトラックか。」
別のガードマン 「あのトラックは30分もここにいたんだよ。」
この短い会話から推測すると、おそらくあの駐車車両のせいでトラックは道をふさがれた状態となり通行できなかった。
30分も待ったのに、運転手が戻ってこなかったのに業を煮やして、強行突破した。
と、こういうことじゃないかと思う。
だからみんなトラックのドライバーに同情して、静かに見守っていたのかもしれない。
質問したガードマンが持ち主なのかどうかはわからないが、こいつもまったく冷静沈着な態度で、下に向かって歩き始めた。
トラックにはワインメーカーの名前「ヤルデン」が大きく書かれていた。どう考えてもすぐ下にあるワイン屋に配達に来たに違いない。会社の看板を背負っているのだから、すぐに運転手もわかるのに。
この話をイスラエル人にしたら
「保険がカバーするからいいんだよ。」と一言。
弁償すれば人のものを壊してもいいってことですか。
ものに対する愛情とかまったくないですよね。
車を壊さなくても、市役所に電話してレッカー移動してもらえばよかったのに。
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