エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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寄生虫

またもや今日道を聞かれました。

どうしたんでしょうね。道に迷ってらっしゃる方がこんなにたくさんいるとは。

私が生息している大学の図書館に変人が登場しました。

私は初対面からもう生理的に受け付けず、ずっと無視をしているのですが。

変人、ウリ、は共通の友人アダムと話しているとすぐに寄ってくるので、私はすぐさま立ち去る。

アダムの友達だとはわかっていても、どうしても視界にも入れたくない、ましてや言葉なんか交わしたくない。ま、その通りにしているのですが。

先日アダムに

「私、ウリってすごく苦手だよ。アダムに英語で話すところもいやだし。しかも汚い言葉ばかり使ってるじゃん。」

「そういうイスラエル人多いよ。」

「英語圏で生まれたならまだしも、違うじゃん。それに、いつもアダムのコーラを口飲みされていやじゃないの?」

「いやだよ。だから、カップを持ってこいって言ったから、今はカップ持参で飲みに来てるよ。
ぼくもね、今となっては彼に微笑んだのがいけなかったんだなと思うよ。

知り合ってすぐのときに学食に一緒に行ったんだけど。」

「へえ、すごい勇気あるね。」

「行く途中に、今手持ちのお金がないから、後で返すので出してくれと言われて出してあげた。あれから1ヶ月経つけど返す気配は全くないよ。」

「返してくれって言えばいいじゃん。」

借金の取立てをするのがすごくかっこ悪いことのようで、返却を求めるつもりはないようです。

「この前は、携帯電話を貸してくれって言うんだよ。自分の携帯があるのに。

あと、コピーカードを貸してくれとか。」

「それってアダムのパラサイトじゃん。よく耐えてるね。」

「なんだかかわいそうだから。」

「どこがかわいそうなの?あんたに寄生していて、どんどん養分を吸い取ってるじゃない。」

私がウリを毛嫌いしていたのは、きっと本能が危険を察知していたからなのだな。

「いや、両親もいなくて、一人で住んでるって言ってたし。寂しいんだと思うよ。」

「それ本当なの?だからといって甘えさせていいの。話していて楽しいの?」

私にさんざん言われてアダムは自分がいかに我慢をしていたのか気づいたらしい。

もっと早く気づけよ。

「でも、ぼくに近寄るなって言えないんだよね。」

「ふ~ん、じゃあずっと仲良くしてればいいじゃん。」

ここでアダムとの会話を打ち切り、勉強に戻ったのだが

ちょっと経ってアダムが来て

「やっぱり決別しようと思う。今からウリに言ってくるよ。」

「えっ・・・」

アダムはさっそうとウリのところに向かった。
by miche13 | 2006-05-27 00:09 | イスラエル人とは

ハレディと猫

またもや帰りに道を聞かれました。

自宅の前を歩いていると実篤の鳴き声がしました。(実篤については後日アップ)

振り返るとハレディ(超正統派ユダヤ教徒)の後を鳴きながら追いかけている実篤の姿が見えました。

「こいつは私以外にもこんなことをしているのか。」とハレディに嫉妬を感じるのと同時に

もしかしてハレディを私だと認識しているのではあるまいかと不安になった。

でも、ハレディに視線を投げかけるのはまずい。

ねこを見ているだけなのだが、いやな予感がしたので足早にアパートに入った。

小走りで階段を駆け上るが

案の定、ハレディにつかまってしまった。

善人な私は、何か尋ねたいのだろうと思い、振り返った。

「XXX家がどこだか知りませんか。」

「知りませんねえ。住所はここなんですか。」

「ここらへんの建物のどこかなんだけど。」

「さあ、名前まで知らないから。入り口の表札見てみたら。」

と、入り口に目をやると、実篤やらミーシャやらがドアの向こうで鳴いていた。

「どうしよう、あの猫。さっきずっとぼくに鳴きながらついてきて。こんなこと初めてだよ。そこにまだいるけどどうしよう。」

「私が餌をあげているので来てるんだと思うから心配しなくて大丈夫ですよ。」

結局そこでハレディといろいろ立ち話をしてしまったのだが

やつはブラジルから5年前に来たそうで

「5年前はジャングルだったのに。」っていうから

「はあ?ジャングル?50年前の間違いじゃないですか。」まあ、50年前は砂漠でしたが。

「いや、ここの人たちってみんなきついでしょ。今は慣れてきたけど。」

超正統派といえども、5年前に来たばかりだと、感じることは私たち異教徒と同じなのね。

初対面のイスラエル人がする人の領域にずかずかと土足で入ってくるような質問も一切せず、

常に肯定的でいい人でした。

最後に「XXX家が見つかるといいね。」と言うと

「それってイスラエル人じゃない証拠だね。」と言って去っていきました。

おい、おい、イスラエル人だってこのくらいのことは言うだろ。

よっぽど苦労しているんだろうな。
by miche13 | 2006-05-26 04:03 | 正統派ユダヤ教徒

エルサレムの日

明日はエルサレムの日です。

今日は前夜祭です。

もうすぐ夜1時になるというのに、大音量で音楽が流れています。

大統領官邸の方からパーティ会場を示すレーザー光線が舞っていたので

きっと官邸近くで行われているパーティの音楽がここまで聞こえてくるのだろう。

つうか、私もう寝たいんですけど。

この大音量じゃ寝れないす。

大学は休講だけど、祝日じゃないから、みんな仕事に行くはずなのに

騒音に対する文句は出ないのか?
by miche13 | 2006-05-25 06:49 | 生活

消火活動

さっき、帰宅途中に道を聞かれた。深夜だったのでちょっと警戒したが、本当に道を知りたいのかもしれないので、私は道を知らないが一応親切に答えた。

そしたら

「名前を聞いていい?」

って、なんで名前を教えなきゃならんのだ。

私は道路で摘んだ花を持っていたので

「なんで?」と答えつつも

「花」と答えておいた。

そしたらさらに

「お茶しない?」

「もうこんな時間だからお茶したくない。」

「いや、今日じゃなくて。」

「ううん、したくない。」

と答えたが、「いくら?」と聞かれなかっただけましか。

ま、こんなことはどうでもいいのですが、ついにきましたよ。

"http://jerusalem.exblog.jp/m2005-08-01/#3264279"

消防署からの最終通告。

イスラエルでは消火活動に対して当事者にいくらかの料金を請求する制度があるのです。

上記記事に書いたとおり、友人は自分で消防車を呼んだわけでもないし、消火活動をしていない消防士に対して一銭もはらうつもりはない意向です。

今回の最終通告から2週間以内に支払いがなされない場合は、裁判を行うという書類が届いたのですが

本人によると勝算の見込みは少ないそう。

過去の判例にも同様の件は見当たらず。

裁判で負ける可能性大。負けたら請求書18,000円プラス裁判費用がかかる。

さて、彼はどうするのでしょうか。今後の動きから目が離せません。
by miche13 | 2006-05-24 07:46 | イスラエル人とは

不審物

昨日、夜10:30頃、大学構内にあるバス停に降りていくと

不審物があるからといってバス停を追い出された。

アートスクールの生徒の持ち物であろう水筒を長くしたような形のバッグが椅子の上にあった。

絶対にただの置き忘れだと思うのだ。

でもイスラエルだから仕方ないよな。

そう思いながら寒空の下外でバスを待った。

昼間はテルアビブよりも暑かったのに、夜はめちゃくちゃ寒い。

ヘブライ大の建物内部の作りは複雑で簡単に迷えるようにできている。

外壁もなぜかくぼみを設けてあって、私はそこにすっぽりはまって寒さをしのいだのだ。

たまには変な作りも実用的だったりするのだなと妙に感心した。
by miche13 | 2006-05-23 16:16 | ニュース

大家

今日、久しぶりに前の大家から電話がかかってきた。

アパートを退室して1年ぐらい経つが、その後もアルノナの支払いの件でわざわざ市役所につきあってくれたりしている親切な人である。

まあ、私が支払わないで自国に帰国してしまったら

大家に請求が回るわけだから自分のためでもあるのだろうが。

まだ未解決の問題でもあるのかと思いおそるおそる電話に出ると、

「元気?隣人とはうまくいってる?まだイスラエルにいるのかと思ってかけてみた。」ということだった。

ほーんのちょっと、時間にして2分ぐらいしか話してない。

しかも大家が以前話していたスポーツクラブ建設の構想について進捗状況を私が質問したりしたぐらいで、たいした話はせずに切った。

なんだったんだろう。
by miche13 | 2006-05-19 21:41 | イスラエル人とは

イスラエル式よいこと

みなさま、長いこと放置していてすみません。最近すごく忙しくて。早起きしたり,夜10時過ぎまで大学にいたりするので、更新を怠りました。

昨日なんか朝5時起きしました。山登り以外でこんな時間に起きることはありません。

こんな早い時間から予習したのに、教授との面会前には頭の中は真っ白。

行くのをよそうかと思ったけど、このためにバイトの時間を調整して早起きしたのだ。

だからと思いとどまりとりあえず行ってみた。

思うように会話が進まず失意に打ちのめされましたが、こういうプレッシャーによって私はやる気がでるので、結果的にはよかったです。

で今日は、昨日とは打って変わってなんだかいいことばかりある日です。

いいことと言っても、日本にいる人たちとはかなりレベルの異なる話です。

やっと内務省とのアポが取れたのです。

以前内務省に行った時に新たな書類提出を要求されました。

「アポなしで大丈夫だから、書類ができたら持ってきて。いつでも受け取るから。」
と窓口が言った言葉を信じて、内務省に足を運ぶこと数回。

いつも機嫌の悪い一番右端の窓口に提出しようとすると

「なんなの、これ?」

「提出を要求された書類ですよ。」

「なんだかわからないわよ。」書類を見ればわかるのに、見ようともしない。

「あなたたちから要求されたものですけど。」

「あなたたちって誰よ。あなたたちって誰よ。」とヒステリックに叫ぶ。

こいつらはそれぞれが内務省の代表として人と接しているという認識は全くないんですね。全く無駄な争いをしました。

別の日に私に書類を請求した窓口に行こうと思い出向くと、休み。

日を改めて行くとやはり休み。マネージャーのところに行くと

「順番なしでは一切受け付けません。」の一点張りでらちがあかず。

順番受付の部屋に行くと

「現在は電話かファックスでしか受け付けていません。」と言うので、目の前から電話すると

出ない。

それで、ファックスで送信した。それからずっと返事は来ず。待つこと優に2週間。アルバイトという雰囲気の女の子から電話がかかってきました。

アポは6月なので、書類提出するだけで5ヶ月くらいかかってるよ。

ま、でもアポが取れてよかった。

いいことがあったと言ってもひとつ心配事が減ったというレベルです。

でもイスラエルにいると些細なことでもうれしく感じるのだ。いいのか、これで?


p.s. コメントは自宅に戻り次第返します。
by miche13 | 2006-05-17 23:00 | イスラエル人とは

立つ鳥跡を濁す

ボイラーが壊れた。

シャワーが使えない。

バイトがあったので、私がいない間に修理に来てもらった。

修理完了の電話がかかってきたので、帰宅すると

家中砂だらけ。

バスタブの中も砂がつもり

私のバケツの中には7キロほどの砂が捨てられ

バケツといっても掃除用のとそれ以外と分けているのに

掃除用じゃないバケツを砂でどろどろにしやがって・・・

しかもそれを捨てに行くのは私。

ボイラーは直ったけど、後片付けにすごく時間がかかりました。
by miche13 | 2006-05-09 07:00 | イスラエル人とは

無人郵便局

自宅に不在配達通知が届いていた。

受取人の名前を見ると

これ誰?

どう読んでもわたしの名前じゃないよ。

かすかに名字が私のに類似しているぐらいで。

郵便配達人が適当に書いたにしては、解せない間違い方。

全然別人になっている。

私は私書箱を利用しているので、自宅に郵便が届くことはめったにない。

だからなおさらこの小包が私宛なのかどうか疑わしかったが行ってみることにした。

通知書には、「自動郵便局」で24時間受け付けと書いてあったが

安息日にもやっているのか?

とりあえず日曜日の昼間行ってみた。到着すると郵便局はシエスタの最中で閉まっていた。

ふと後ろを振り向くと「自動郵便局」と書いているATMを大きくしたような箱があった。

タッチパネルを操作すると

「バーコードをかざしてください。」というアナウンス。

かざすと

「少々お待ちください。」

待つこと数秒。ドアが開き、そこには小包が。

こういうシステムなら安息日にも夜中でも受取が可能なのだ。待ち時間もないし、便利だ。もっと導入して欲しいが、小型郵便だけなのか。

荷物を受け取ってびっくり。

私の名前と名字が間違っていて、別人じゃん。
by miche13 | 2006-05-08 04:23 | 生活

独立記念日

今日は独立記念日です。

家族のような友人宅でバーベキュー飲み会をしてきました。

私はサラダ担当で、ひたすらきゅうりを刻む。

細かく刻む。

でも、イスラエルの包丁って切れない。

マイ包丁を持参しなかったことを激しく後悔。腕が筋肉痛になりそう。

↓こんな花火をたくさん打ち上げてました。
b0012031_8182054.jpg


日本だと花火は川辺とかで打ち上げるけど、

エルサレムではホテルの屋上からがんがん打っちゃってます。

水がなくても問題ないのね。

現在2時ですが、街中は子供たちがたくさん繰り出し盛り上がってます。

警察もその分たくさん出てます。

今年は雪スプレーをかけられなかった。もう、飽きたのか。売ってないのかのどっちかだな。

そいうえば、先日載せた看板ですが

イスラエル人ジャーナリストに転送してみました。

1年前にテルアビブ中に張られていた広告だそうです。

そう、実物です。コラじゃなかったのね。

お見合い斡旋所の広告だそう。

ロシアと言っても、ロシア系ユダヤ人を斡旋するのではなく、生粋のロシア人を輸入するそうです。

お金さえあれば、じじいでも若くてきれいなロシア人と結婚できるそうです。
by miche13 | 2006-05-03 08:26 | イスラエル人とは