エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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ヘブライ大盲学校の反応

盲学校に行ってきました。

すでに指圧の話はなされていました。

秘書の話によると、ビラ(か、案内状)を配りに来たらしく、だれが教えるのか、どういう経緯で指圧を教えるのかなんだかわからないそう。

「それで生徒たちの反応はどうだった?」と聞くと

「マネージャーは喜んでたよ。彼も見えないから、書いたものを通さずに学べるものは覚えやすいから。」

喜んでる って聞いたら、差別的だとかネガティブなこと言えなくなっちゃった。

すでにマッサージとか習ったりしているらしいし。

「あすの朝だったらマネージャーとかみんないるから、もう一度話しに来て」

といわれたけど、本人たちがいいことだと思ってるんだから、その気持ちをそぐようなことを言いにいけない。

私の考えすぎかな。指圧を盲学生に教えるという図式は差別的じゃないのかな。
by miche13 | 2005-01-18 02:55 | ニュース
新たな事実が発覚しました。

さらに2つの団体が日本文化センター設立の出資者となっていた!!

ひとつはイスラエルではよく知られている日本のキリスト教団体、もうひとつは新興宗教団体です。

さて、このセンターの活動内容で非常に気になるのは
「盲学生に指圧を教えること」

これは日本文化なのでしょうか。
まず、ここで私が感じるのは盲学生に対する差別です。

目の見えない人は按摩師になれということでしょうか。

彼らは大学に専門知識を得るために学問をしに来ているのであって、
指圧を習う必要など皆無ではないでしょうか。全くの間違った善意のおしつけです。


当然のことながら、イスラエルでは盲導犬を連れて、バス、カフェ、レストランなどどこにでも行けます。普通の犬でも大丈夫ですけど。
車椅子用のスロープやエレベーターもいたるところに設置されています。
周りの人も、気を使わないかわりに特別視もしません。

助けが必要なときは、要求してくるのでそれ以外は別に気を使わなくても大丈夫なのです。
イスラエルでは、障害を持っている人に対する差別は全くないと私は思います。

背が低い人は、背が高い人に比べて高いところに手が届かないのと、同じことです。
設備的にも、精神的にもバリアフリーなのです。

ヘブライ大学内には盲学校があって、そこで点字コンピューターとかいろいろな設備が整っているらしい。そしてできあがった論文のチェックなどをする生徒も大学側が雇ってサポートしています。
このような学内の状況を知った上で、盲学生に指圧を教えるなどという失礼な計画を立てたのでしょうか。

自分の狭い世界観を日本文化と銘打って広めることはやめてください。
by miche13 | 2005-01-17 05:04 | ニュース
日本の新興宗教団体(新宗教と呼んだほうが正しいかも)が1200万円を寄付し、日本文化センターなるものをヘブライ大学内トゥルーマン研究所に設立しました。

このセンターでは、日本に関する
・講演会、映画上映、展示会、文化的活動の後援
・セミナー、シンポジウムの開催
・日本に関連を持つビジネスマン、外交官、ツアーガイド、学生等へのオリエンテーション
・日本からの客員研究者、芸術家、教育者、有名人の接待
・イスラエル人研究者、大学院生の援助
・盲学生のための指圧研修

等思いつく限りすべてをぶちこんだ不思議な活動内容です。


私は教育機関である大学が特定の宗教団体と係わり合いを持つべきではないと考えます。
この宗教団体の是非を問うつもりはありません。そんな判断は当然私にはできませんし、する必要もありません。これが伝統宗教たとえば、曹洞宗であっても同様に反対をすると思います。禅センター設立ならまだしも日本文化センターというのは日本文化を代表することを意味するのですから。

私はただ大学側の態度に反対なのです。

この団体がどの程度このセンターの運営に携わるのかは不明です。
上記の日本から招聘する人たちは誰がどのような人を選ぶのか、招聘者はヘブライ大学でどのような活動を行うのか多くの疑問が残ります。

信者の方たちはご存知なのでしょうか。信者サイトにはこの事実は載っていませんでしたが、教団内では公表されるのでしょうか。

今大学内で反対運動が展開されています。
団体名はそのうちここで公表しますが、今はまだ勇気がない。
by miche13 | 2005-01-13 10:06 | ニュース

エルサレムのトンカツ屋

今日はすごくむかついた。

寝坊してお昼の授業に少し遅刻していった。この授業が終わるのは4時。それまで空腹と戦うのだ。
教室に入るとクラスメートでもなく先生でもない見たことない人が、キリスト教の異端ボゴミル派について英語で発表していた。発表者が何者かわからないまま前半の授業は終わった。クラスメートに発表者の名前を聞くと「知らない。」
「どこから来た人?ヘブライ大の人?」
「知らない。ぼくは教室に座ってはいたけど、そこにはいなかったから。」
そうだね。彼はずっと本を読んでいたもんね。全然聞いてなかったんだ。ほかの人もしらないっていうので、私は一体だれの発表を聞いたのかわからないまま。
このクラスではキリスト教神秘主義についても学んでいるけど、生徒たちはほとんどがユダヤ神秘主義が専門なので、カタリ派とかボゴミル派とかをとりまく中世ヨーロッパの歴史とか聞かされてもぴんとこないんだよね。グノーシスとか新プラトン主義とかだと、ユダヤ神秘主義にもおおいに関係しているのでみんなくいつくとは思うんだけど。
第二部の授業のときになってはじめて先ほど講義していた人が、ユリと言う名のブルガリア人研究者だということがわかった。でも、ブルガリアで研究しているのかヘブライ大でなのかわからずじまいだった。

やっと授業が終わり私は学食に急いだ。元ベジタリアンの私は今でもほとんど野菜が中心の食生活だ。しかしここ数日体が動物性たんぱく質を欲している様子。
教室の近くの学食はセミベジタリアンで肉は置いていない。ちょっと遠くの学食にでむく。

トレーにフォークを載せ、カウンターに向かった。がらがらなのに、なぜか待つ。お兄さんが応対に来たので、先に食べ物をもらうかナイフをもらうか迷ったが、ナイフがないことを伝えた。ないと食べられないもの。お兄さんは奥に入っていき、なかなか戻ってこなかった。
カウンター内に女の子が2人いてこっちに背中をむけておしゃべりしている。
この人たちはここで仕事をしている人なのかどうか不明だったので、ひたすら待つ。
2人ともどこかに消える。だれもいなくなったカウンターで食べ物を給仕されるのを待つ。
さっきのおしゃべりしていた女の子1名が戻ってくる。どうもここで働いているらしい。やっと食べられる。ところが、私の後に来たイスラエル人客に「なにかとりしましょうか。」(本当はこんなていねいな敬語はない)といっているではないか。

あなたには私は見えていないの。
さっきからずっと待っていた私は何なの。
よく割り込みされて、買うのがいつも最後になることってあるけど、
それは順番を守ることを知らない人たちだからと、肯定的に解釈してあげていた。決してアジア人だから最後にまわしたと考えないようにしていた。

でも今日は私一人しか待っていなくて、あとから来た人にだけ声をかけるというのはあきらかに無視でしょ。こんなふうにアジア人とは話したくないわとはっきりとアジア人蔑視を表すばかものたちがいる。
アジアをばかにするあんたは、アジアに絶対来るなよ。イスラエル人がよくいくタイにも行くなよ。

私はあまりにもむかついて、トレーをおきっぱなしにしてそこを後にした。
オーナーがそれに気づき、どうして怒っているのだと、叫んだの。このオーナーはすごくいい人なのよ。感じもいいしね。彼にうらみは全くないんだけど、いきさつを説明したら、一緒にカウンターまで来いっていってくれたけど、こんな気持ちで食事なんかできるわけない。
今、名指しで彼女を非難しなかったことを後悔している。だって、彼女以外の人はよく仕事をしているし、感じがいいんだもの。

憤慨した私は、帰りにユダヤ教ご禁制、トンカツを食べに行った。この店はマッシュビルの地下にあるロシア系の店で、とんかつというよりポーク・シュニッツェルを出すところなのだ。とんかつソースを持っていけば、気分はとんかつや。
もうビジネスランチは終わっている時間だったけど、37シェケルで付けあわせ2種類とパン、オリーブ、ピクルス付き。ロシア人は日本人以上に気配りをする人たちなので、居心地もいい。サービスもイスラエル系の店よりはずっといい。
といっても、呼んだらすぐ来るとか、日本で言うと当たり前のことだけど。

帰り道、ひとなつこい猫に出くわし散々触らせてもらったので、今日あったいやなこと全部吹き飛んだ。ありがとう。
by miche13 | 2005-01-12 03:14 | 食物

火事

きのうの夜9時ごろ家に向かって歩いていると、家の前に赤燈や青燈やらがちかちかしていた。
あの赤燈をのっけた車は、イスラエルではめったに見られない消防車!
青燈はパトカーのだった。消防車2台がとまっているのは、うちの近くではないか。まさかうちが火事?

近づくにつれてうちではないことはわかったが、火元がどこだかわからない。
消火活動もしていないけど、消防士が車をおりて走っていったところを見ると、消火活動が終わったあとというわけではないらしい。

イスラエルでは、たばこの投げ捨て、しかもその火を消さない人がたくさんいるにもかかわらず、火事のニュースはめったに聞かない。
家の床は石タイルだし、壁はコンクリートだし、街路樹もほとんどないし、燃えるものがないから火事がないのかなあ なんて思ったりする。

うちの近くの火事がどの規模なのか知りたくて、火元を探してみた。
うちを通り過ぎて、市場マハネ・ヤフダに近づいていくと、焦げ臭い。
火元はこの近辺らしい。だが、燃えている様子は全くないし、日本のように野次馬の姿も見えず周辺はいたって静か。
表通りに出ようとしたら、危険物を運搬しているらしきタンク車に出くわした。
もし引火して爆発でもしたら怖いから、火元探索をあきらめました。
家に帰ると洋服や髪に焦げ臭いにおいがしみついているのがわかった。実はかなり燃えていたのかな。
by miche13 | 2005-01-11 05:37 | ニュース
似てない?
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実はこの人はイスラエルで有名なラビ
あとが怖いのであえて名前は伏せておく。
機嫌がいいときのスメアゴルにそっくりだと思ってるから許してね。

ネットでかわいいスメアゴルを探したけど、どこも背中を丸めて憎悪むき出しの不気味なスメアゴルしか見つからなかった。


このサイトのスメアゴルの写真は微笑んでてかわいい。うさぎを食う直前のうれしそうな顔だけど。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~midearth/mathom/shibuya.htm

ガンダルフたちが渋谷センター街でセーフ&クリーンキャンペーンをしていたとは知らなかった。
by miche13 | 2005-01-08 06:33

そっくりさん

王子にうりふたつ

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こっちは日本産だけど。

イスラエル産のほうが顔が小さくあごもシャープなような気もするが
by miche13 | 2005-01-07 07:24 | ねこ

縄文囲碁

ハアレツ紙英語版に

日本4千年の歴史 囲碁大会イスラエルで開催

てな見出しの記事が載ってた。

日本人って縄文時代から囲碁してたんすかね。(笑)
by miche13 | 2005-01-07 07:23 | ニュース
そういえばジム用グローブ捜索の旅の結末を書いていませんでした。

家宅捜査の結果はむなしく愛用のグローブは発見できず

ジムに捜索にでかけました。

「手袋をなくしたようなんだけど、届いてますか?」
受付の人に聞いた。

「あ、落し物ルームがあっちにあるからそこで見て。」
「あっちってどこ?」
「プールのそばにドアがあるから、そこ。」
プールのそばに部屋なんかあったかなあ?
イスラエル人の道案内ってすごく簡単なんだよね。「あっち」とか「そこ」とか短い単語ですますから、私は目的地にたどりつけないことが多い。

とりあえずプールに向かう。近辺をうろうろしてみたがドアはみつからない。

トレーナーのおにいさんに出くわしたので、どこにあるか尋ねたら
「こっちだよ。ついてきな。」と言って歩き始めた。
彼の後をついていくと、プールの入り口に入っていくではないか。受付の人が言ってた「プールのそば」というのは、本当にプールそのもののそばだったのだ。私はプールがある施設のそばだと解釈していた。
プールサイドを歩いていくと、サウナの横に部屋があってそこが遺失物保管所になっていた。
中に入ると、サウナの隣らしく湿度が高くもわんとしていた。忘れ物がぐちゃぐちゃに積み重なっててゴミ捨て場のよう。
こんな中から探すのが一瞬でいやになった。が、せっかくここまで来たのだから、ブログネタ用にどんなものがよく忘れられているのか観察してみる。

第一位 くつ

ジム用のシューズが一番多かったけど、普通のくつもあった。

第2位 水着

あとは、トレーニングウェアとか下着とかが散乱してた。
手袋を探す作業は、こういうごみ化したものに手を触れて掘り出すという行為が伴うし、たとえ見つかったとしてもサウナで湿っぽくなってでろでろになっているだろうから、あきらめて早々と部屋をあとにした。

さっきのトレーナーが「あ、もういいの?みつかった?」と親切に聞いてくれた。
「みつからなかった。」というと残念だったねと同情してくれた。
by miche13 | 2005-01-06 11:37 | 生活

王子のお正月

今日は開き直って日記をさらに書くことにした。

イスラエルではお正月の雰囲気は全く味わえないと先日書きましたが、お友達が招待してくれた新年会は日本のお正月以上に楽しい会だった。

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イスラエルで迎えた正月とは思えない豪華絢爛さでしょ。しかも和食器!
日本食はやはりいいよねえ。目でも楽しめるんだもの。

食材がそろわないエルサレムでこれだけの日本食を作るのは奇跡。
ロンドンやパリのように日本人居住者が多い都市だったら、和食の食材は簡単に手に入るし、日本食レストランだってたくさんある。でもエルサレムではものすごくメジャーなもの、のりとかしょうゆとか鰹節とか限られたものしか手に入らない。
ごぼうや蓮根などの根菜や昆布、わかめとか海藻類が手にはいらない。乾燥わかめとかはあったかも。キューピーマヨネーズなんて一本1000円近くするのだ。

これだけ和食環境が整っていないなかでこれだけの和食を作ってくれた王子のママに感謝感激  とても幸せな気持ちで新年をはじめることができました。

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ちょっとご機嫌ななめっぽい王子(本人の希望により匿名)
by miche13 | 2005-01-06 10:42 | ねこ