他人を間違えて埋葬
2007年 02月 03日
11年前にモスクワから移住してきたピヨドールは89歳で永眠。
キリスト教徒だった父を埋葬するべくキリスト教墓地に妻と5人の息子が集まった。
なんで間違えて埋葬?
土葬なんだから顔を確認できるじゃない。と、思ったら
アンドレイ(39)曰く
「顔がすっごい似てたんだよ。ちょっと鼻が違うかなと思ったけど、死ぬと形が変わるのかもと思った。」
老人の死顔は肉親でも区別がつかないほど変化するのか。
それとも偶然にもそっくりさんが送られてきたのか。
しかし、アンドレイも疑いを晴らすことができず、再度父なのかどうか確認をした。
父ピヨドールは生まれつき右手に指が一本しかない。
遺体の右手を確認すると
ないはずの指が4本あった。
「これお父さんじゃないよ。」と家族に叫び、皆で確認すると、やはり他人。
みんな号泣。
病院に連絡して、無事ピヨドール本人が埋葬されました。
「一歩間違えたら、間違えて送られてきたユダヤ教徒の遺体をキリスト教として、キリスト教徒の父をユダヤ教徒として埋葬するところだった。で、両家族は一生違うお墓に参ることになっていたよ。」
日本でも間違えて知らない人のお骨を拾ってたりしてるのかも。
え、イスラエルじゃないから、あり得ない?
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