三角関係の結末?
2007年 01月 28日
安息日明けは、町の中がすごく多くの人で混みあっています。インティファーダ中には見られなかった光景です。
前から「お金~。金くれ~。」
と、変な若者が来たので、避けましたが
友人は何かにぶちきれ、物乞いの胸元をつかんで今にも殴りかかりそうな雰囲気。
「なんだよ、そのブロークンな英語はよー、あー。」と怒鳴っていました。
物乞いが起こらせた理由がわかったので、止めずに遠くから眺めてました。
「イスラエル人ならヘブライ語を話せー。」とヘブライ語で怒鳴られている間、
物乞いはめちゃくちゃ、びびってました。
通りかかったおっさんが「警察」という言葉を口にしたので、通報されてはまずいと思い
止めに入りましたが、無駄でした。
あとでおっさんと仲良くなってました。
物乞いもこれに懲りて日本人は避けるようになるでしょう。
きっと、ドラッグ中毒の人なんで、物乞い中も効いている最中なので、余計に悪夢だったのではないでしょうか。アグレッシブにならなくてよかったです。
さて、例の三角関係の結末についてですが、
ばらばら殺人ではありませんが、レホボットで殺人事件がありました。
アリエル(63才 写真下)が出社してこないので、会社の人が心配して家を訪ねたら
頭蓋骨を割られて死んでいた。
その横で写真ラファエル(36才写真上)が銃で頭を撃って死んでいた。
23.1.07 Yedioth Ahronoth紙
旦那が死んだことを妻に知らせようと、自宅に行くが応答なし。出社もしていなかった。
翌日、弟(兄)と名乗る人から、「姉が風呂場で死んでいる」と通報。
暴行の痕などから、殺人と断定。
当事者が全員亡くなっているので、原因を特定するのに難航しています。
状況証拠から考えると、ラファエルがアリエルをかなづちで殴り殺し、
その後ラファエルは、セキュリティガードの仕事をしていたアリエルの銃を使って、自殺という線が強力らしいです。
でも理由がはっきりしない。
ラファエルと妻は2006年4月に結婚。だが、3ヶ月前から別居。
無職のラファエルはアリエルの家に居候していたらしい。
警察の推理では、
1.妻に離婚をせまられたためカッとなり、殺し、アリエルにそれを話したところ警察に行こうといわれたので口封じに殺した。
2.もしくは、妻とアリエルが愛人関係にあった。
先日乗ったタクシーの運転手にその後どうなったか聞いたら、
2のほうが有力らしいです。同じ日に、妻が浮気していると思い込んだ夫が妻を殺害した事件が載ってました。見出しには「妻を殺害、遺体と寝る」と書いてありました。
殺すことによって初めて自分だけのものになったわけです。独占欲もここまでくると狂気です。
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