エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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降臨

先週、エラットに行って来た。私じゃなくて友人が。

ところが4月だというのに寒くて海には入れなかったそう。

私は以前2月にエラットで熱射病になりましたよ。

その友人が「でも日焼けしたのよ」と言って、うれしそうに胸を開いて日焼け跡を見せてくれました。

私は日焼けの線よりも、胸の谷間がどこまで続いているのかその深さと長さに驚きました。

酔っ払っていたら絶対に人差し指でつついていたと思います。

このあと日焼けの害をとくと語りましたが。

で、バーで見かけた奇怪な人の続きですが。

ひときわ目に付いたのは、どうやったらこんなに体が動くのでしょう。

というくらい派手に踊っていた、母がオーストラリア出身、父が自称カバリストのイスラエル生まれの男です。

話してみるとドラッグをやっているわけでもなさそうだし。

じゃ、この踊りはなんなんだ。何かが降臨してますよ。

ビデオ付き携帯をもっていないことをこれほど後悔したことはありません。

どんな言葉も彼を形容することはできません。

さらに憑依され続ける彼の踊りは一段と激しさを増し

周りの人は徐々に彼から離れていった。

人々が組む円陣の中を踊り狂う彼は

まさにネ申

いやあ、貴重なものを拝見させていただきました。

このあと憑き物が落ちたかのように、がっくりと肩を落として座っている彼の横にたまたま立っていると

突然

「キスしたい?」

さすがネ申です。全く脈略もなくこのような発言ができるのですから。

「いや、全然。」と答えると

「なんで?」

「いや、なぜって。そもそもなぜ私があんたとキスしなきゃいけないのか、それがわからん。」

「カバラにはフリーキスというのがあるんだよ。」

「ない、ない。」
笑いすぎて、腹がねじれました。

あとは、元日本語科の生徒と話していると、

いきなり手にはめたカーミットを目の前につきつけられました。


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おまえはマペットモペットか。

実際にはめてみるとちょっと楽しい。

カーミットは持ち主の手を離れていろいろな人の手を渡り歩いていました。

奇怪な人はたくさんいましたが、2丁目で通っていた店にも似ていてオープンな人たちばかりで楽しかったです。

ふと後ろを振り返ると

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こういう種類のハレディが座っていました。

さすがに過越祭期間中だったので、ビールは飲んでいませんでしたが、朝の4時に世俗派世界にどっぷり浸かって何を考えているのだろうか。

まあ、宗教を守りなさいと注意されるよりはいいですけどね。
by miche13 | 2006-04-22 17:56 | イスラエル人とは