エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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イスラエルのラジオ相談

年末ですねえ。日本在住のかたは今頃宴会で忙しいのではないでしょうか。

イスラエルでは全く年末を感じませんが。

そういえば、エルサレムで唯一紳士淑女が集う、ネタンヤフも御用達のバー「フィンク」がなくなっているようです。

カウンターとテーブルが4つぐらいの小さなバーでしたが、よく教育されたバーテンダーがいて、大人が着飾ってくる、叫ばなくても隣の人と話をできる静かなバーだったのに。

街にあるスーパーファームに行った帰り、ビルの一階部分が壊されているところがあった。よーく見ると隣にフィンクのドアがあって明かりはついていなかった。

壊されているところがフィンクの店舗にあたるのかどうか、わかりません。

でもいつ通ってもしまっています。どうなったのかご存知のかたいますか?

昨日深夜、となりのおばさんのテレビまたはラジオの音がうるさいので、ラジオをつけた。
ちょうどラビの電話相談コーナーだった。

アンビエントな音楽で始まり、「なんでも言ってごらん。ぼくが解決してあげる。」とやさしく穏やかな声で語りかけます。

最初の女の人は泣きながら訴えています。(何を訴えていたかは聞いていません。すまぬ)
「弁護士があなたの問題を解決しますから、大丈夫ですよ。安心してください。」と返答していました。

ネタとして質問を聞いているだけではなかったようです。

以前、ラジオ相談でビザ問題を話したら、解決した。という話を聞いたので、私の学生ビザ問題もラジオで訴えたらすぐに内務省がビザをくれる可能性があります。

ただ個人情報をラジオで流すのに抵抗があるので、今のところ相談コーナーにでるつもりはありませんが。あ、純ちゃんもうすぐイスラエルに来るのに、嘆願書書いてない。ううう。

あ、でラジオ相談に次はおっさんが出てきました。

アメリカに仕事に行ったあと、旅をしたり、その途中で女の人と知り合って前妻と離婚したりというバックグラウンドのようです。

なんかおっさんもじもじしていて何を相談したいのかわかりません。

DJ 「一世一代の恋に落ちたんだね。」
「いやそういうわけじゃないんだけど。この妻とは、あるとき歯車が合わなくなって、妻は家をよくあけるようになった。夜中の2時に警察が来て、おたくの奥さんが・・・。」

え、何。奥さんがどうしたの?あわててボリュームを上げましたが、遅し。

奥さんがどうしたかわかんねえ。悔しい。

「で、妻とは離婚したんだけど、子供には毎日会ってる。子供はすごくかわいい。」

「じゃあ、離婚したこと後悔してるんだ。」

「そういうわけじゃなくて。」
なんか歯切れの悪いおっさんです。

「じゃあ、そろそろ誰かと会ったりしてもいいんじゃない?」

「そうだけど。ぼくはシンプルで家庭的でやさしい女の人が好きなんだ。」
おっさん急にはきはきと自分の好みの女性を述べ始めました。

「電話番号何番?」とDJが言うと

「0544-12345XX」と、「モザイク」もかけずに電波で個人情報を流していることが信じられない。
日本でこれをやったら、すぐにいたずら電話がじゃんじゃんかかってくるに違いない。
するとDJが
「0544-12345XXだね。」とラジオを聴いている人たちに向かって繰り返したのです。

「きっといい人みつかると思うよ。」というDJに

「そうだといいな。」と照れながら電話を切るおっさんでした。

これって出会い系ラジオ番組でもあったんですね。

次に電話をかけてきたおっさんもそうでした。

どのおっさんも最初はもじもじしていて、DJが先導してあげているところがちょっとかわいげ。かといって、私はおっさんに電話かけませんよ。

あ、もうこんな時間。

みなさまよいお年をお迎えください。
by miche13 | 2005-12-30 08:04 | イスラエル人とは