エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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シュニッツェルは1枚まで


とある会社で働く男性(30)がお昼を食べに社食に行きました。

係りの人にシュニッツェルを皿にのせてもらったが、このシュニッツェルが小さかったのでもう一つくれと頼んだところ

「無理。」と言われた。

「そんなわけないだろ。」

「無理。」係りの人はかたくなに2枚目のシュニッツェルを出すのを拒みます。

この会社員はどうしたか。拒まれて黙っているわけがありません。

手でシュニッツェルをつかんで自分の皿にのせたのだ。

係りも黙ってはいません。追いかけてきて、シュニッツェルのとりあいになったのです。

勝負は係りの勝ちで、無事にシュニッツェルを元の場所に戻すことができたのです。

でもいったん人が素手でつかんだ食べ物なんかもう出せないよ普通。

あ、普通じゃないからいいのか。

で、この騒ぎはマネージャーの知るところとなり、この会社員はマネージャーに呼ばれシュニッツェルを2つも食うなと怒られたのだ。

「でも、お腹がすごくすいていたから。」

「腹が減ってるんだったら、米をよけいに食え。」

「肉体労働をしているから食べないと体がもたないよ。」

「じゃあ、そういうつらい作業からおまえを解放してやる。もう会社に来なくていいから。」

といってクビになったのでした。

会社側は「彼は肉体労働なんかしていないし、我社はシュニッツェルのせいで彼を解雇したのではありません。会社の規則に従わないからです。」とかなんとか新聞のインタビューに答えたそう。

いきなり解雇は不当な気もするが、たかがシュニッツェルされどシュニッツェル。

2枚目のシュニッツェルを食べてはいけないという社則があるのかどうかは定かではないが、彼は「規則」に従わなかったわけで、小さい規則を守れない者は他の規則も当然守れないのだとみなされる可能性もあるし、
この会社員は普段から規則破りだったのかもしれない。

新聞には当然のごとく本名+全身の写真が載ってました。自分が悪いことをしたとはちっとも思っていない様子です。

一番理解不可能なのは、記事の最後に母親のコメントが載っているところ。

30歳の息子が会社を不可解な理由でクビになったからって、母親にインタビュー取りに行くんですか。
by miche13 | 2005-12-27 07:56 | ニュース