エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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コカイン8キロ密輸

 12月14日マアリーブ紙

コカイン8キロを密輸しようとしたイスラエル人男性がペルーで逮捕されました。


あ~もうばかなことやってるなあ。日本でも50万円ぐらいの報酬でドラッグ運びの仕事をかる~く引き受けている外国人がいるとかって話を聞いたことがありますが、税関を甘く見ている。

コカイン8キロだと報酬ももっと高いのだろう。高いといっても数ヶ月働けば手に入れることができる金額でしょ。

ペルーの場合、麻薬(コカイン、ヘロイン、マリファナ等)の所持、売買、使用等を行うと、8年から最高で終身刑の懲役及び罰金が科せらるそうだ。

お金のために一生を棒に振るのはもったいないよと憤慨していたのだが

記事を読み進んでいくうちに、かわいそうになってきた。

逮捕されたD君は家族の問題を解決するためにどうしてもお金が必要だったのだ。
D君にはつきあっている彼女がいたのだが

相手が悪かった。

正統派ユダヤ教徒だったのだ。

彼女が妊娠したことがわかると、家族は二人を引き離し

彼女をアメリカに送り、

出産までニューヨークの正統派ユダヤ人の家庭で過ごさせた。

そして出産。

出産直後でまだ意識が朦朧としているときに

子供を手放すという書類へのサインを求められたが

彼女は拒否。

だが子供はどこかに連れ去られたのだ。

イスラエルに帰国した彼女はD君の居場所を探し当て

いきさつを説明。

数週間後、彼女から子供を連れ去った人たちから連絡が来た。

裁判所で子供を手放すという書類にサインをするためアメリカに来るようにという要請だった。

2人分の航空券を購入する費用はなかったので、彼女だけ子供を取り戻すために渡米した。

しかし、弁護士を雇う費用もなかった。

裁判官は彼女の説明に納得せず

弁護士をつけて裁判を行うまで、子供は里親のもとに置いていくよう決定したのだった。

それで彼は子供を取り戻して家族三人で暮らせるようにするためにお金が必要だったのだ。


D君が真剣に彼の家族のことを考えているのはわかる。

一刻を争っていたので、手っ取り早くお金を稼げる方法を選択したというのもわかる。

だが方法が悪い。

D君の幸せ追求のために多くの人を破滅に追いやる方法が許されるはずがない。

稼げるといっても100万円とかその程度でしょ。

親に泣きついたら貸してもらえる金額だろうに。

こんなこと言っても後の祭りだが

でも、なんか後味悪い事件だな。

P.S.コメントをくださったみなさま、明日お返事いたします。ごめんなさい。
新聞読んだらすごく疲れてしまったので、寝ます。おやすみなさい。
by miche13 | 2005-12-17 06:20 | ニュース