イスラエル人はマザコン?
2005年 10月 29日
「進学先を両親が決めるのは大学生全体の15%」
進学先というか、どの学科に進むかを親が決めているらしい。医学部に進めとか、法学部に行けとか、親が言うわけです。
まあ、こういう状況はマザコンが理由であるとは限りません。
なんといっても、親は大学生活を支えてくれるスポンサーですから、ある程度出資者の意向は汲まなくてはなりません。
では、生徒たちがどのように金銭的援助を受けているかというと(506人に調査した結果)
29% 親
26% 自分
23% 親と自分
22% 奨学金または授業料免除
イスラエル人学生って自分でバイトして学費を払っている人とかかなりいるんです。
学生のバイト人気度
No.1はウェイトレスで50%の学生が他の職業よりもこちらを選択
続いて電話セールス(11%)
自分の研究に関連した仕事(11%)
バーテンダー
セールス業
講師等
イスラエルには兵役があるせいか、大学に入学する時期もさまざまです。
42% 数年間仕事をしたあとで大学に入学する
31% 兵役終了後すぐ
19% 兵役終了後の旅行を終えた後
と、まあ記事にはこんな内容のことが書かれていたのですが、
「子供に干渉しすぎるユダヤ人母の影響があるにもかかわらず、15%は少ない数字だ。」
と、書かれているのです。
15%が親の希望にしたがって進むって、多いと思うんだけど
ルームメイトに聞いてみたら「もっと多いと思っていたのに、予想より少なかったのでびっくりってことなんじゃない。」ということでした。
それだけユダヤ人母の影響も弱くなっているということか?
日本ではどのくらいの人が親の希望で進路を決めているのだろうか。
たしかに親に言われて大学にはいったという人は日本にはたくさんいるだろうが、学科まで指定はされていないのではないだろうか。
この記事は、絶対にいやと言わせない強いかあちゃんと、それに逆らえないぼくちゃんを如実にあらわした結果だと私は見ております。
で、今日のタイトル「マザコン」に戻りますが、
イスラエルにはマザコンが多い。まず、母親が子離れしていない。というか、する気が全くない。
前ルームメイト付きのアパートを探しているときに、いくつか部屋を見た。
大学近くにおとなしそうな男の子の住むきれいなアパートがあったので、入居希望を申し出た。その人からは連絡はなかったので、私は違うアパートに入居した。
ところが、1ヵ月後にその人のお母さんから電話!!
「私は、あなたが入居したいと言ったアパートに住む男性の母です。」
はぁ~、なんでかあちゃんが電話してくんねん。
「あ、でも私はもう住めませんよ。」
「どうして住まないの?」
「どうしてって、もう1ヶ月も前の話ですよ。とっくの昔に他のアパートみつけて入居してますから、無理です。」
このあともずっとかあちゃんはごねてましたが、そもそもなぜ本人が電話してこないんだ。
マザコン・イスラエリーといえば、元彼もそうだったんだ。これについては、第2弾にかきま~す。