エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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不法就労者狩りに捕まる

朝、グレート・シナゴーグ付近を歩いていると、「イクスキューズ・ミー」と呼びかける声が聞こえた。
が、私以外にも歩いている人がいたのでそのまま気にも留めず歩き続ける。

後方ではさらに「イクスキューズ・ミー」の声が聞こえる。いったいだれに声をかけてるんだろう。

どちらにしても、私に英語で声をかけてくるやつはろくなやつじゃない。

「うちの親の介護をしてくれ」とか「家政婦をしてくれ」とか「掃除してくれ」とかいきなり言ってくるうやつばかりなのだ。

アジア人だったら仕事を探している、老人介護、家政婦の仕事をしてあたりまえと決め付けるのはよしてほしい。

たしかに、フィリピンの人たちが、自分の親の面倒をみないイスラエリーのために老人の介護をしている。

彼らはとても気がつくし、やさしいので頼りにされているようです。

それに人使いの荒いイスラエリーに対する忍耐力も兼ね備えています。

それなのに、イスラエリーは自分たちよりも明らかに見下している。

そんなことを考えながら歩き続けると「イクスキューズ・ミー」と私の隣に来て、言うのだ。
もう、うざいなあと思いつつふり返ったら、警官だった。しかも2人。

「おはよう。どこから来たの。」

「どこからって、住所?出身地?」
いや、出身地について聞かれているのは一目瞭然なのだが、イスラエリーのこの手の質問に辟易しているせいかストレートに答えるのがいやになっている。ちょっと性格悪い?

「イスラエル人?」

「違いますけど。」

「パスポート持ってる?」
法律上外国人はパスポート携帯が義務。しょっぴかれるのか。

でも、学生なのに観光ビザしかなく出入国を繰り返している私のパスポートは不審人物と捉えられる可能性大。持っていても見せたくない一品。

「ああ、家に置いてきた。学生証ならあるよ。」

「じゃあ、それ見せてもらえる?」

警官がバッグの中をよく覗けるように大きく開いて学生証を探した。ハードカバーの本とかPCをさりげなく見せ、学生っぽさを演出。

学生証を確認すると「じゃ、よい一日を」と言われて解放。

不法就労者狩りか、新年の前の警備強化か?

みなさまもお気をつけください。
by miche13 | 2005-10-03 04:47 | イスラエル人とは