エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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ねこと美少年

大学の中庭で、ねこと美少年鑑賞というイスラエルでは100年に一度起こるか起こらないかの甘美な世界を堪能していました。

ところがそこに学友が乱入し

「いつ修士終わるの?」ととぼけたことを聞くので
「は?」と、聞き返すと英語で質問し始めた。
「いや、言葉の問題じゃなくて、君の質問の意味がわからんのだよ。もう修士は終わったよ。」
「え、いつ?」
「ずいぶん前。」
「じゃあ、きみはここで何してんの?」

だいたい人にプライベートなこととか質問ぜめにするくせにすぐ忘れる。というか人の話を聞いてない。私は何度上記のような会話をイスラエル人と繰り返してきたことか。

ねこと美少年に戻ろう。
イスラエル人は猫がいても干渉しないかわりに猫かわいがりもしない。

中庭にいても自分が食べているものを分けてあげる人を見たのは今日が初めてだ。キャットフードや水をあげて猫の世話をしている人は数人いるけど。

たしかに一匹にあげれば大学中の猫が集まってくるのだから、よっぽどの覚悟が必要だ。
この美少年も10匹のねこに取り囲まれていた。うらやましい。私のところにはかろうじて1匹のねこが残り私のチーズを分かち合った。

今日半年振りにイスラエルに戻ってきたイスラエル人と大学でお茶をしていると

「すごい変な人がいる、ほら。」っていう方向を見たら麻原しょうこう見たいな人がいた。

「あそこにも変な人がいる。」

「いや、私にとっては普通だけど。」

「え、そう?久しぶりにイスラエルに戻ってきたら変な人ばっかり目に付くんだけど。」

変な人が増えたのではなく、彼はイスラエルを長く離れていたのでどっぷりイスラエルに浸かっている人には見えないものが見えるのだろう。
by miche13 | 2005-06-30 07:11 | ねこ