エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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エルサレムの病院

またもや病院にいってきました。

日本だと1時間で済むところが、ここでは10日かかりました。

医者の予約を取り、診察を受け、検査必要書みたいなのをもらい、検査の予約をし、検査を受け、結果を受け取り、医者の予約を取り、また医者に指示を仰ぎに行く。

前回もそうだが、今日も医者は2時間も遅刻してきた。

私が到着するとすでに朝から待っているという緊急の患者。予約のない緊急の患者は待ち患者がいないときに診察をしてもらうのだが、15分刻みで予約が入っているのにいつ割り込めるというのだ。風邪を引いて急に高熱が出たときも、このように何時間も待たされるのだろうか。悲惨。

なかなか来ない医者を、まわりの患者たちとぐちを言いながら待っていると、ある患者がその医者の部屋のドアノブを回してみた。開いた。その超正統派ユダヤ教徒である患者は中に入ってしまった。
中に入ったまま出てこない。何をしているのだ。医療器具をハレディがさわりまくったりしていたらと考えると、私はいても立ってもいられず受付に報告に行った。
ここの受付の人たちはよく仕事をする感じのいい人たちだ。

受付の人がドアを開ける。

「なにしてんの。」

受付の人は彼を残したままドアを閉めた。中にいることが許されるとはどういうことだ。具合が悪くてベッドに倒れこんでいるとでもいうのか。

「お祈りしてるって。」

う~ん。こういう手を使われると何も言えねえ。

イスラエルの医師はわりと人の話を時間をかけて聞くし、説明も詳しくしてくれるので(おしゃべり好きというのがプラスに作用しているよい例かもしれないが)予定の15分を過ぎてしまい、このように遅刻してくるのではないかと思った。

で、今日の診断。

「でもどっちにしても摘出したほうがいいって超音波の技師もお勧めしているので手術室でやらなきゃいけない。」

えっ、初手術♪ しかもイスラエルで。最強のブログネタじゃん。
いや、そんなこと言ってる場合じゃないや。日本じゃこんなの取り出さないでほっとくらしいのに。。。

「小さい手術だけど、美容上のこともあるのできれいにやってあげるからね。」
と言ってくれた医師の手は非常にでかかった。
by miche13 | 2005-06-27 06:49 | イスラエル人とは