エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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エルサレムの病院

今日は病院に行って切れそうになりました。
思いっきり医者にやつあたりしてきました。

病院に着いてみると、書類を取り寄せなきゃだめだとか、コンピューターが受け付けないとか、私の保険番号は存在しないとかのたまう。いいかげんにしてください。

しかも私が予約した医者が超正統派ユダヤ教徒であった。
こいつに診てもらうのやだな。
受付もうまく行かないし。それだったら帰っちゃおうかな。

「私の保険が使えるっていうから予約してきたのに、こんなことだったら他の病院に行くので帰る。」

「今手続きしてるでしょ。そこで待ってて。」

と言われ、逃亡計画は失敗に終わる。

長らく待たされた後、医者が
「とりあえず入って。先に診るから。」
「先に診るっていっても、保険がきかないっていってあとでお金請求されても困るよ。」
大丈夫だというのでとりあえず座った。

「で、どこから来たの?」
「どこからって町から。」と言いたかった。
これって毎日いろんなところで聞かれて辟易している質問。
イスラエルの医者はふんぞり返ってたりしなくて、本題に入る前に患者に日常的な質問をしてフレンドリーさをかもし出しているのだが、
きょうの私はめっちゃくちゃ機嫌が悪い。

「中国?」
「違います。」

「あ、日本だ。中国の名前じゃないもんね。」
「なんであんたにそんなことがわかるの?」

「ぼくの兄弟は神戸に住んでて子供たちもみんな日本語話すから。」
ふーん。そうなんだ。

さて、診療のほうは私の思い通りにすすみ、いろいろと質問をなげかけた。

「今使ってる薬さあ、高いんだよねえ。もっと他のないの?」
「あ、あることはあるけど。その薬いくらなの?」
「70シェケル。(1600円)」
「あ、それは高いねえ。君の保険ではカバーしてないからだね。」
医者は棚をあけてそこから薬の試供品をとりだしてきた。
「これ3か月分あげるから使ってみて。」
といってていねいに使用法を説明し始めた。

私「あれ、でもこれ使用期限切れてるよ。ほら、こっちは2005年1月、もうひとつは3月まで。」

医者 「3月のほうは使えるよ。あ、1月のも大丈夫だけどね。」
結局私の体には合わないことがわかりいただけませんでしたけど。
大丈夫なのか、期限切れの薬。
一生懸命安くて同じ効果の薬を探してくれたのには感謝いたします。

いいたいこと全部言ったのですっきり。
by miche13 | 2005-05-25 08:07 | イスラエル人とは