エルサレム人という不思議なヒト科の生き物の知られざる世界をmiche13がレポートします。イラストはたかこ。


by miche13
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イスラエル製ガスマスク

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「米英軍がイラク戦争を開始してから3月20日で丸二年」になると信濃毎日新聞に書いてあった。
そうかあ、このガスマスクも返しそびれてからすでに2年経つのか。

イスラエルはイラク戦争にはまったく関係ないのだけど、アラブ諸国にとっては攻撃するよいチャンス。聖地エルサレムはさすがに攻撃はしないだろうけど、ミサイルの性能があがってエルサレムに間違えて飛んでくる可能性もまったくないわけではない。
でもエルサレムのイスラエル人たちは「エルサレムは大丈夫だよ。」ってたかをくくって普通にカフェやレストランに出かけたりしていたなあ。

ただ、ガスマスクを配布し、窓のシーリングをして、生物兵器や化学兵器対策は行っていた。

私も大学が外国人学生にも配布を始めたので一応受け取りに行った。
しかし、外国人にはただでは配らない。保証金をとられた。
結局、一度試着したのみで装着する機会はなかった。

ガスマスクキットには、長時間の装着にも耐えられるようストローつき。
これでマスクをつけたままジュースを飲んだりできるのよ♪
あと中和剤のアトロピン入り。

用もないのにこのアトロピンを打って病院に運ばれるばかが何人かいたことも今となっては懐かしい思い出。
これは、救急車が到着するまでの間ガスがまわって死なないように、呼吸数や脈拍数とか体の機能を抑える作用を持っているらしいです。はんこ注射みたいなのを太ももにぶすっとつきさすらしい。よくこんなことしてみようという気になったよなあ。

私はあと数時間後ベングリオン空港に向かい、この返しそびれたガスマスクとともに日本に向かって飛び立ちます。
日本でもそのうち必要になるときがあるでしょう。
たまねぎのみじん切り時の目の保護からカビ退治剤の有害ガス吸引防止まで、戦争以外での用途もかなり広い。
ということで、日本に帰って売ろうと思ってます。って売れるのか?
ミリタリーショップとかで買い取ってくれるのかしら?
by miche13 | 2005-03-21 03:40 | ニュース